甲州夢街道甲州夢街道～八王子・相模湖・藤野エリア～は、新宿～信州諏訪に至る甲州街道のうち、東京都西部の八王子市から神奈川県の相模原市（旧相模湖町、旧藤野町）にまたがるエリアです。私たちは、日本風景街道（シーニックバイウェイ、ジャパン）のルートの一つとして、八王子・相模湖・藤野の持つ豊かな自然環境、豊富な観光資源、首都東京に隣接する地勢を活かし、甲州街道（国道20号）を幹として各地域が連携しながら、地域づくりを進めます。

甲州夢街道とは、2001年に宿駅制度制定400年を記念して、東京都、神奈川県、山梨県、長野県の甲州街道沿道地域の104の団体が「甲州夢街道 2001実行委員会」を発足したことにはじまり、「交流と連携」をテーマとして、各地域の魅力や生活文化を体感する各種交流事業を展開したものです。事業完遂後、甲州夢街道推進委員会はその精神を継承し、甲州街道を中心に、歴史・文化を軸とした道づくり・まちづくりを推進するため事業を展開しています。

活動内容（例）

イベント「甲州夢街道ウォーク」の実施

幅広い世代に人気のあるウォーキングのイベント、「甲州夢街道ウォーク」を平成13年（2001）から毎年10月に開催している。ゴール地点の八王子駅では、東京から長野まで甲州街道沿いの街々の名産品を集めた「街道市」が合わせて開催され人気を呼んでいる。

これまでに実施した活動の例
ぎんなん拾い、絵画・写真コンテストなどの道路にかかわるイベント「甲州街道クリーンデー」などのイベントと、ボランティア・サポート・プログラムによる道路美化活動

今後の活動予定
・観光や地域の歴史文化を活用した地域の連携体制の構築
・地域の情報発信、連携強化を目的とした総合情報提供サイトの構築による情報発信
・日本風景街道「甲州夢街道（八王子・相模湖・藤野エリア）」紹介パンフレットの作成による認知向上
・甲州夢街道シンポジウム（仮称）の開催による機運醸成
・残地を活用したビューポイント（とるぱ）、廃道活用の小公園整備　等

活動推進体制

第１ステップ

八王子商工会議所内に事務局を置き、地域（八王子、相模原市相模湖町、藤野町）の商工会・観光協会と道路管理者（相武国道事務所）により「本陣会議」を組織し、活動推進の中核組織とする

第２ステップ

上記組織に地域のボランティアサポート団体、NPO団体などを「地域活動団体」として加え、３地域の連携の実効性を高める

※2008年3月現在の参加団体
・ＮＰＯ法人緑のダム北相模
・ふじの里山くらぶ